小児用肺炎球菌(13価)

種類:不活化ワクチン・定期接種(2013年11月1日より定期接種となりました。)

予防する病気:小児の肺炎球菌感染症(細菌性髄膜炎、肺炎、中耳炎など)

肺炎球菌という細菌によって起こる病気です。小さい子供が発症しやすいので、0歳児のときが一番リスクが高いとされています。

集団生活が始まるころになると、ほとんどの子供が持っている細菌で珍しいものではありません。原因はわかっていませんが、それが何かをきっかけに悪さをすることにより、髄膜炎、肺炎などの重い合併症を起こす場合があります。

髄膜炎になった場合、2%の子どもが亡くなり、10%に難聴、精神の発達遅滞、四肢の麻痺、てんかんなどの後遺症を残すと言われている怖い病気ですが、ワクチンを接種することで予防することができます。

 

接種時期:

生後2ヶ月からヒブワクチンも一緒に、早めに受けることが望ましい。

1回目→生後2ヶ月から7ヶ月(早めに受ける方がよい)

2回目・3回目→1回目より4週間隔で。

4回目→3回目より60日以上空けて。(生後12ヶ月~15ヶ月くらいに)

接種回数:計4回

第一期:3回

第二期:1回

接種方法:

皮下注射

副反応:

接種部位が赤くなったり、しこりができたりする場合があります。また38度以上の発熱が約10%ほどありますが、ほとんどは1日程度で治ります。機嫌が悪かったり、顔色が優れないなどの場合は受診しましょう。

成分
 → 調査中

ワクチンまめ知識:

肺炎球菌ワクチンが接種され始めた当初は、7価のワクチンでした。肺炎球菌にはたくさんの型があり、その中で小児に重症な髄膜炎等を起こしやすい細菌の型の7つをまとめて作ったものです。もちろんワクチンで肺炎球菌による髄膜炎は減りましたが、今度は7価に含まれていない細菌により髄膜炎等の重症事例が出てきました。そこで、7価にさらに重症化をもたらすおそれのある6つの型の細菌を加えて、新たに13価のワクチンが作成されました。