阪大微研(麻しん風しんMRワクチン成分)

一般的名称:乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン

製造販売:一般財団法人 阪大微生物病研究会

販売:田辺三菱製薬株式会社

販売名:ミールビック

販売開始:2005年12月

薬効分類名:ウイルスワクチン類混合製剤

概要:

本剤は、弱毒生麻しんウイルス(田辺株)を伝染性の疾患に感染していないニワトリ胚培養細胞で増殖させ、また、弱毒生風しんウイルス(松浦株)を伝染性の疾患に感染していないウズラ胚培養細胞で増殖させ、得られたウイルス液を精製して混合し、安定剤を加え充填した後、凍結乾燥したものである。
なお、本剤は製造工程でウシの血液由来成分(血清)、乳由来成分(ラクトース)及びブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。
効能・効果:麻しん及び風しんの予防

組成:本剤0.5mL中の成分

有効成分:

  • 弱毒生麻しんウイルス(田辺株) 5,000PFU以上
  • 弱毒生風しんウイルス(松浦株) 1,000PFU以上

添加物:

  • (緩衝剤)リン酸水素ナトリウム水和物 0.7mg
  • (緩衝剤)リン酸二水素ナトリウム 0.07mg
  • (安定剤)乳糖水和物 18mg(ウシの乳由来成分)
  • (安定剤)D-ソルビトール 5.4mg
  • (安定剤)L-グルタミン酸ナトリウム 1.8mg
  • (抗菌剤)カナマイシン硫酸塩 36μg(力価)以下
  • (抗菌剤)エリスロマイシンラクトビオン酸塩 11μg(力価)以下(ウシの乳由来成分)
  • (着色剤)フェノールレッド 1.8μg以下
  • (希釈剤)TCM-199 残量(TCM-199の成分であるコレステロールはヒツジの毛由来成分)

抗菌剤及び着色剤はウイルス培養に用いるMEM培地及びTCM-199培地中に含有する。

副反応:

  • 過敏症:接種直後から数日中に発疹、蕁麻疹、紅斑、多形紅斑、そう痒、発熱等があらわれることがある。
  • 全身症状:接種5~14日後、1~3日間のだるさ、不機嫌、発熱、発疹があらわれることがある。特に、7~12日を中心として20%程度に37.5℃以上、10%以下に38.5℃以上の発熱がみられる。被接種者のうち10%程度に軽度の麻しん様発疹を伴うことがある。咽頭紅斑、口腔咽頭痛、咳、鼻汁・鼻閉、眼脂、食欲減退、腹痛、下痢、嘔吐、頸部その他のリンパ節腫脹、頭痛、関節痛があらわれることがある。
  • 局所症状:発赤、腫脹、硬結、疼痛等が接種部位にあらわれることがある。

重大な副反応:

  • ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)
  • 血小板減少性紫斑病(0.1%未満)
  • 急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(頻度不明)
  • 脳炎・脳症(0.1%未満)
  • けいれん(0.1%未満)