北里大一三共(MR:麻しん風しん混合ワクチン成分)

一般的名称:はしか風しん混合ワクチン

製造販売:北里第一三共ワクチン株式会社

販売:北里薬品産業株式会社

販売名:はしか風しん混合生ワクチン「北里第一三共」

販売開始:2011年5月

薬効分類名:ウイルスワクチン類混合製剤

概要:

本剤は、弱毒生麻しんウイルス(AIK-C株)を特定の伝染性の疾患に感染していないニワトリ胚初代培養細胞で増殖させ得たウイルス液を精製したものに、弱毒生風しんウイルス(高橋株)を特定の伝染性の疾患に感染していない健康なウサギの初代腎臓培養細胞で増殖させ得たウイルス液を精製したものを合わせて、安定剤を加えた後、凍結乾燥したものである。

なお、本剤は製造工程でウシの血液由来成分(血清)、ウシの乳由来成分(ラクトアルブミン水解物、乳糖)、及びブタの膵臓由来成分(トリプシン、パンクレアチン)を使用している。また、1970年代に作製したマスターシードに、動物種及び原産国が明らかでない生物由来原料(血清、トリプシン、ラクトアルブミン水解物、乳糖水和物、エリスロマイシンラクトビオン酸塩、ゼラチン)を一部使用している。

効能・効果:麻しん及び風しんの予防

組成:本剤0.5mL中の成分

有効成分:

  • 弱毒生麻しんウイルス(AIK-C株) 5,000FFU以上
  • 弱毒生風しんウイルス(高橋株)  1,000FFU以上

添加物:

  • 乳糖水和物 5.0W/V%(ウシの乳由来)
  • D-ソルビトール 1.8W/V%
  • L-グルタミン酸ナトリウム 0.4W/V%
  • エリスロマイシンラクトビオン酸塩 12.5μg(力価)以下
  • カナマイシン硫酸塩 12.5μg(力価)以下
  • 希釈剤M-199 残量

副反応:

  • 過敏症

接種直後から数日中に過敏症状として、発疹、蕁麻疹、紅斑、多形紅斑、そう痒、発熱等

  • 全身症状

接種5~14日後、1~3日間のだるさ、不機嫌、発熱、発疹等があらわれることがある。特に、7~12日を中心として20%程度に37.5℃以上、10%以下に38.5℃以上の発熱がみられる。被接種者のうち10%程度に軽度の麻しん様発疹を伴うことがある。咽頭紅斑、口腔咽頭痛、咳、鼻汁・鼻閉、眼脂、食欲減退、腹痛、下痢、嘔吐、頸部その他のリンパ節腫脹、頭痛、関節痛があらわれることがある。

  • 局所症状

接種部位に発赤、腫脹、硬結、疼痛等

 

重大な副反応:

  • アナフィラキシーショック
  • 血小板減少性紫斑病
  • 急性散在性脳脊髄炎(ADEM)
  • 脳炎・脳症
  • けいれん