水痘ワクチン(水ぼうそう)が公費に

水痘ワクチン(水ぼうそう)が定期接種になりました。

平成26年1月15日に開かれた厚生労働省の専門家会議で、定期予防接種に加えることが決まり、厚労省は予防接種法の施行令が改正され、平成26年10月1日から各自治体での定期予防接種が始まりました。
以前は接種回数は1回でしたが、現在は2回に推奨されています。
接種方法は皮下注射で3ヶ月以上の間隔を空けて2回です。
基本的に、水痘ワクチンの定期接種は、生後12月(1歳誕生日前日)~生後36月(3歳の誕生日の前日まで)の間にある方を対象としていますが、特例措置として、平成26年度に限り(平成26年10月1日~平成27年3月31日まで)、生後36月(3歳の誕生日)~生後60月(5歳の誕生日前日まで)も定期接種の対象とすることとなっており、1回だけ公費で接種できます。この1回には生後36月以前に接種したワクチンも含まれるので、すでに小さい時に自費で1回ないしは2回接種済みというお子さんもおられるとおもいますが、その場合は接種時の月齢によって措置が変わってくるので以下で詳しく記載します。

なぜこの場合1回だけでいいのかについて、厚生省は、免疫を持たないまま成人になってから水痘を罹患した場合の重症化リスクが高いとされているので、罹患歴及び接種歴のない生後36月(3歳の誕生日)~生後60月(5歳の誕生日前日まで)に対してもそのようなリスクを減らすための接種が奨められ、1回の接種により重症の水痘はほぼ100%予防できると考えられるため、特措置の対象者については、1回でよいと回答されています。

定期接種を受けられる対象であっても、すでに水痘にかかったことがある場合は、すでに免疫を獲得していると考えられるので接種の対象にはなりません。

具体的な接種回数

  • 生後12月以降に3月以上の間隔をおいて2回接種を行っている方:定期接種の対象とはならない。
  • 生後12月以降に1回の接種を行っている方:1回の定期接種を行っているものとみなされる。

生後12月(1歳誕生日前日)から生後36月(3歳の誕生日の前日まで)の場合は、過去の接種から3月以上の間隔をおいて1回の接種を行いますが、生後36月(3歳の誕生日)~生後60月(5歳の誕生日前日まで)の場合は、定期接種を終了しているものとみなされ、定期接種の対象とはなりません。

  • 生後12月以降に2回接種を行っているが、その間隔が3月未満である方:1回の定期接種を行っているものとみなす(3月以上の間隔をおいていないため、2回の定期接種を行っているものとはみなされない。)

生後12月(1歳誕生日前日)から生後36月(3歳の誕生日の前日まで)の場合は、1回目の接種から3月以上(2回目の接種から27日以上)の間隔をおいて1回の接種を行います。生後36月(3歳誕生日)~生後60月(5歳の誕生日前日まで)の場合は、定期接種を終了しているものとみなされ、定期接種の対象とはなりません。

 

*メモ:

接種対象年齢にあったが、長期に渡る療養を必要とする病気にかかっていたために、医学的な判断の元で、期間内に定期接種を受けることができなかったと認められた場合に限っては、期間が過ぎていても長期療養特例として定期接種を受けることができます。この場合は、接種が可能となった日から2年以内であれば接種ができますので、該当される場合は、接種可能かどうかも含めて、詳細についてお住まいの市町村にお問い合わせて下さい。

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