子宮頸がんワクチン副作用の治療に対する医療機関を整備

これまでに子宮頸がんワクチンの副作用による慢性的な全身の痛みなどの症例が全国で報告され、積極的な子宮頸がんワクチン接種の勧奨が控えられていました。そこで、厚生労働省は、2014年8月に、全都道府県で副作用による痛みなどを治療するための協力医療機関を全県に整備する方針を示していましたが、2015年3月時点で70ヶ所整備したことがわかりました。
小児科、産婦人科、麻酔科などが協力して、接種後の異常を訴える患者に対応するものとされています。

さらに、厚生労働省はこれまでに把握しているワクチンの副作用約2500件について、追跡調査を行っており、年度内にも結果をまとめる予定にしています。またこれを受けて、厚生労働省は、ワクチン接種に呼びかけを再開するかどうかの検討も始めるとのことです。これだけの副作用症例があるのに、また接種を呼びかけるかどうかを検討するという厚生労働省にびっくりですが。

子宮頸がんワクチンには2種類あって、「サーバリックス」と「ガーダシル」です。「サーバリックス」は子宮頸がんの予防を目的とし、「ガーダシル」は子宮頸がんと尖圭コンジローマの予防を目的としています。「サーバリックス」は8年、「ガーダシル」は4年、効果が持続されると言われています。いずれも接種は10歳以上の女性が3回接種とされています。どちらのワクチンを受けるかは選べる医療機関もあるようですね。

ここで問題になっているのは、「サーバリックス」の副作用です。特に多いのが失神とのことですが、四肢の運動能力が低下したり、歩行不能などで回復がみられない症例も報告されています。

前にも記事にしましたが(子宮頸がんの予防は検診でできる!!)、サーバリックスには新しいアジュバンドが使われ、その効果や副作用についてもまだまだわからないことの方が多いと思います。

このワクチンは危険だと決め付けているわけではなく、安全性が確立されたとは言えないのに、まだ出来て新しいといえるワクチンを積極的に接種するのは避けた方がいいというのが個人的な考えです。ワクチンを受けるときは、そのワクチンについて情報を集め、しっかり考えたうえで、必要なものとそうでないものを見極める必要があるのではないでしょうか。

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