日本脳炎

種類:不活化ワクチン・定期接種

予防する病気: 日本脳炎

日本脳炎ウイルスに罹った豚の血を吸った蚊を媒介にして感染する疾病です。

日本では養豚場が多い西日本で多い病気とされています。最近の年間感染者は10人以下です。とはいえアジア地域では現在でも日本脳炎の大流行があるので注意が必要です。

突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や神経系の障害(麻痺等)を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもある怖い病気です。

接種時期

1回目、2回目→多くの地域では3歳前後に1回目を受けます。その後1~4週間の間隔を空けて2回目。

3回目→2回目の約1年後

4回目→9歳~12歳頃に追加接種で終了。

接種回数:計4回

第1期に3回、第2期に1回。

(アジアでの治験では、2回接種でも80%以上の有効率があると報告されています。)

接種方法

皮下注射。

副反応

10%くらいの人に接種部位が少し赤くなるなどがおこるとされています。

腫れたり、痛みが出たり、発熱や不機嫌などの全身の副作用もあります。発熱は1期初回で約3%、1期追加で約8%とされていますが、口コミなどで接種後の発熱は報告よりも多い印象を受けます。

ワクチンの成分
→ 日本脳炎ワクチンの成分についてを御覧ください

ワクチンまめ知識

過去に使用されていた日本脳炎ワクチンはマウスの脳成分から作られていましたが、脳炎の一種のADEM(アデム:亜急性散在性脳脊髄炎)の重症例がおこったとして、2005年5月から積極的な推奨が差し控えられ、2010年3月9日で使用されなくなりました。

替わって、現在のワクチンはアフリカミドリサザルの腎臓の細胞から作られた細胞培養ワクチンが使われています。