ロタウイルス

種類:生ワクチン・任意接種

予防する病気:ロタウイルス感染症

嘔吐下痢症とも呼ばれる胃腸炎で、ほとんどの原因がウイルスによるものとされているので、ウイルス性胃腸炎と呼ばれています。
胃腸炎を起こすウイルスは他にもいろいろとありますが、もっとも重症化しやすいのが、ロタウイルスによるものといわれています。
2~4日の潜伏期間を経て、水のような下痢に嘔吐の症状があり、子供にとってはかなり辛いものでしょう。また下痢や嘔吐が続くと、体内の塩分や水分が失われて脱水症が起こることがありますので、注意が必要です。

また合併症として、けいれん、肝機能異常、急性腎不全、脳症、心筋炎などが起こることがある怖い病気の1つです。
日本では、就学前の子供の約半数がロタウイルス感染症で受診しているといわれており、患者数は年間約80万人で、そのうち15~43人に1人(約26,500~78,000人)が入院していると推計されており、厚労省の人口動態統計によると、死亡例は、毎年2~18名(平成12年~24年)が報告されています。
ロタウイルスは感染力が非常に強いウイルスですが、ワクチンを受けることで90%予防できるとされています。

接種時期:

生後6週間から接種できますが、生後2ヶ月頃からの接種が推奨されており、遅くとも生後3ヶ月半までに初回接種を受けましょう。
ロタリックスとロタテックの2種類のワクチンがあり、接種回数はワクチンによって違うので注意しましょう。

ロタリックス:2回接種(4週間隔で2回受けます)一番流行して重症化しやすい1種類のロタウイルスを弱毒化したワクチン

ロタテック :3回接種(4週間隔で3回受けます)流行して重症化しやすいウイルスを含む5種類のロタウイルスを弱毒化したワクチン

*ちなみに日本ではロタリックスが最初に発売され(2011年11月)、その後に続いてロタテックが発売(2012年7月)されました。

接種方法

口から飲むタイプの生ワクチンです。

副反応

現在は使用されていない初代のロタウイルスワクチン(ロタシールド)は、接種後の腸重積症発生増加のため発売中止になっています。WHO(世界保健機関)が2009年6月に、ロタウイルスワクチンを子どもの最重要ワクチンの一つに指定しており、現在のワクチン(ロタリックス・ロタテック)では、欧米では問題なく安全に接種されています。

成分
 → 調査中

注意すること:

生ワクチンなので、接種間隔は4週間以上あけましょう。