武田薬品(麻しん風しんMRワクチン成分)

一般的名称:乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン

製造販売:武田薬品工業株式会社

販売名:乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」

販売開始:2006年1月

薬効分類名:ウイルスワクチン類混合製剤

概要:

本剤は、弱毒生麻しんウイルス(シュワルツFF-8株)を伝染性の疾患に感染していないニワトリ胚初代培養細胞で増殖させ、得たウイルス液を精製したものと、弱毒生風しんウイルス(TO-336株)を伝染性の疾患に感染していないウサギ腎初代培養細胞で増殖させ、得たウイルス液を精製したものとを混合し、安定剤を加え分注した後、凍結乾燥したものである。本剤は製造工程でウシの血清、乳由来成分(ラクトアルブミン水解物)、ブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。

効能・効果:麻しん及び風しんの予防

組成:本剤0.5mL中の成分

有効成分:

  • 弱毒生麻しんウイルス(シュワルツFF-8株) 5,000FFU以上
  • 弱毒生風しんウイルス(TO-336株) 1,000FFU以上

添加物:

  • (安定剤)乳糖水和物 25mg(ウシの乳抽出物)
  • (安定剤)L-グルタミン酸カリウム 0.24mg
  • (安定剤)D-ソルビトール 7.5mg
  • (緩衝剤)リン酸水素ナトリウム水和物 0.3125mg
  • (緩衝剤)リン酸二水素カリウム 0.13mg
  • (抗生物質)カナマイシン硫酸塩 12.5μg(力価)以下
  • (抗生物質)エリスロマイシンラクトビオン酸塩 7.5μg(力価)以下(ウシの乳抽出物)
  • (着色剤)フェノールレッド 0.005mg
  • (希釈剤)TCM-199

残量抗生物質及び着色剤は細胞培養に用いるTCM-199(培地)中に含有する。

副反応:

  • 過敏症:接種直後から数日中に発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒、発熱(いずれも0.1~5%未満)等があらわれることがある。また、多形紅斑(0.1%未満)があらわれることがある。
  • 全身症状:接種5~14日後、1~3日の間だるさ、不機嫌、発熱、発疹があらわれることがある。特に、7~12日を中心として20%程度に37.5℃以上、10%以下に38.5℃以上の発熱がみられる。被接種者のうち10%程度に軽度の麻しん様発疹を伴うことがある。咽頭紅斑、口腔咽頭痛、咳、鼻汁・鼻閉、眼脂、食欲減退、腹痛、下痢、嘔吐、頸部その他のリンパ節腫脹、頭痛、関節痛があらわれることがある。
  • 局所症状:発赤、腫脹、硬結、疼痛等が接種部位にあらわれることがある。

重大な副反応:

  • ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)
  • 血小板減少性紫斑病(0.1%未満)
  • 急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(頻度不明)
  • 脳炎・脳症(0.1%未満)
  • けいれん(0.1%未満)